2017/9/30(土)村上小学校にて成田FCさん・千城台FCさんを招いての練習試合を行いました。 4年生13名、3年生5名の計18名の選手が参加しました。試合形式は8人制(15分)。
来週行われる市民大会を想定して試合にのぞみました。
▼ブルー [4年]キコユ、ショウタロウ、ソウゴ、ホウセイ、リョウスケ [3年]オギワラ、カイト、ジンセイ、マサタカ、ユウセイ
①vs 成田FC 0 - 3
②vs 千城台FC 0 - 3
③vs 成田FC 0 - 4
・守備について 『相手より先に考えて動こう』
相手選手がトラップして、ドリブル準備を整えるのをじっと見て待ってしまう場面が多かったです。 相手がトラップしないように、ボールが来そうな場所を予想して先に走ってさわる。 トラップされても、前を向かれる前に相手に近よってドリブルをはじめさせない。 相手より先に考えていないとやられちゃうね。(見聞色の覇気を鍛えよう。)
・攻撃について 『取られることだけを考えない。自分たちが攻める。』
「取られたら取り返す」というのはとても重要だけど、これは攻撃から守備への切り替えのときに重要なこと。 攻めのときに全員が「取られたら取り返す」と思っているとどうなると思う? 先頭のフォワードがドリブル、あとの7人が取られたら取り返そうとしてそのうしろでフォロー。 すると、フォワードは相手全員をドリブルで抜かなきゃゴールにたどりつけないよね。 それに7人がうしろにいるからパスもうしろにしか出せない。つまり前に進めない。 みんなで前に進むためにはどうしたらいいのか、普段の3vs3の練習でたくさん練習しているはずだよ。思い出してね。
ポジションの位置や役割についてはだんだん理解できてきてるように思います。 特にキコユはボールがないときに周りを見て、相手フォワードを探したり、味方のポジションがはずれているところをフォローしたりができてるね。毎試合上達していってると思うよ。グッドです! まだ迷ってしまう選手は、どこでどういうときに迷うのかをチームメイトやコーチに聞いてみてください。一緒に考えよう。
▼レッド カズマ、ケンシン、ケンスケ、タイシ、ナルミツ、ユウリ、リヒト、レオ
①vs 千城台FC 1 - 1 ケンスケ
②vs 成田FC 1 - 0 ケンシン
③vs 千城台FC 3 - 2 ケンシン、ケンスケ、リヒト
それぞれが連動していて、いいプレーがつながったね。 リヒトが中央でうばってボールを左右に大きくに開いたレオやケンシンにパス、少しドリブルで運んで相手に囲まれる前にFWケンスケへパス、オフサイドにならないように横を気にしながら走ったケンスケがシュート。 それぞれの役割がうまくつながったイイ形の1つができたね。イイ形は1つだけじゃないのでみんなのアイデアでいろいろやってみて作っていきましょう。
ディフェンスも全員が高い位置まで押し上げて相手のスペースをなくしていました。困った相手が蹴ってくるロングボールはきっちりとマイボールにできてたね。 サイドバックがあがっていったときのユウリのポジション・指示、マイボールにしてからのパスもよかったです。カズマ、ナルミツの戻りのダッシュもよかったよ。
キーパータイシのボールへの反応やゴールキックもよかったです。前に出る判断、ディフェンス陣への指示、これからもっとできるようになっていこうね。
攻撃に関しては試合後にも各コーチから話したように、サイドハーフが中央により過ぎると詰まっちゃうということを意識してみてください。 サイドハーフは中央によらずにサイドにひらいてパスコースを作っておく。センターハーフは1対1負けずにうばってパス(スペースがあいていればドリブルでもいいよ)をする。こうすると2人の力が100%出せるよね。 どうしても相手のセンターハーフが強くって2人で止めなきゃ止められないと思ったら、中央による。という判断をするのもいいけど、そこでうばっても味方も相手も人数が多い状態だから、ドリブルしづらいよね。どうしたらいいか考えてみてね。
守備に関しては、チーム全体で攻守の切り替えが遅かったときと、集中力がすこし下がったときの失点が目立ったね。 攻撃参加してあがっていったけど、タッチラインから出て相手スローインになったら、「あ~、出ちゃった~。村上山の方までころがっちゃったよ。あ~。」じゃなくて「やべっ、すぐ戻んなきゃ」だよね。すぐに切り替えよう。 集中力、むずかしい言葉だよね。こういう風に考えてみよう。 集中力0「今日の夕飯、カレー食べたいな。あ、チョウチョ飛んでる。今、何時だろう」 集中力30「相手コーナーキックだ。守んなきゃ。」 集中力50「相手コーナーキックだ。マークしなきゃ。◯番マークする。」 集中力100「相手コーナーキックだ。さっき、あのキッカーのコーナーキックめっちゃ飛んだな。ゴール前守んなきゃ。あ、◯番は背が高い。ナルミツ、◯番マークして。オレはこのすばしっこい●番をマークするぞ。コーチがボールと相手を両方見える位置って言ってたな。絶対先にさわるぞ。相手ボールになっても、シュートを打たれる前に体をよせよう。」
集中力50ぐらいじゃ、たぶん入れられちゃうよね。試合が終わりに近づくと集中力が下がってきちゃうけど、 試合中は常に集中力100でいられるように、練習から頭を使ってサッカーしましょう。
最後は各チームごちゃまぜで交流試合をしました。ポジションも選手だけで決めてスタート。 ホームチームだからか、みんなが成長したからかいつもより楽しめていたみたいだね。 審判も選手にやってもらいました。審判体験したユウリ、リヒト、ソウゴ、ナルミツどうだった? 主審をやってくれた成田FCのT君もありがとう。 最後の最後に選手40人vsコーチ10人をやってみました。盛りあがったね!結果は選手チームが1点取って勝ちでした。くやしい。
成田FCのみなさん、千城台FCのみなさん、お越しいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 サポーターのみなさん、お手伝い・応援ありがとうございました。
文:池田コーチ