村上よなもとサッカークラブ

千葉県八千代市サッカー協会4種所属のサッカークラブ

第9回鷺沼杯ウインターカップ 予選リーグ(6年生)

12月17日(土)、18日(日)ウインターカップ予選リーグ 三咲小学校、八木が谷北小学校

今週は、鷺沼杯ウインターカップに選抜13名で出場しました。 昨年の6年生が初めて参加させていただいて好成績(3位)を収めたため、今年も招待していただきました。県外チーム、千葉、船橋、習志野のチームを中心に強豪チーム32チームによる大会です。 予選はA~Hの8ブロックに分かれ、ブロック1位と別ブロック2位がベスト8をかけた決定戦を行うシステムです。2日間の予選の結果は、4戦4勝で、翌週の決勝トーナメント出場を決めました。

予選1試合目 【対向山イレブンSC ○2-0】 (得点者:ヒロキ、ソウタ)

初戦のお相手は、美浜カップ決勝リーグで敗れている向山イレブンSC。最近の大会では過去に敗れたチームにリベンジしてきていることから、この試合も気合が入っていました。 課題となっている初戦の前半。この日は、発熱によりキャプテンのワタルが不在で、やや不安がある中、序盤から厳しいプレスをかけ続けて、圧倒的なボールポゼッションで押せ押せムード。すると前半12分に右サイドからユウトが”右足”で絶妙なセンタリングを上げると、中央でヒロキがダイレクトで合わせて難なく先制!前半終了間際には、またもユウトが今度は左サイドから”左足”でセンタリング。これもソウタがダイレクトで合わせて2点目。いつになく素晴らしい立ち上がりを見せました。 後半はやや雑になり、得点はできなかったものの、終始危なげない展開で快勝しました。

予選2試合目 【対FC大島(江東区)○1-0】 (得点者:ソウタ)

2試合目のお相手は東京江東区のFC大島。初めての対戦相手で、どんなサッカーをするのか選手達みんなで前の試合を見て、研究していました。その結果、「相手10番に仕事をさせない」という目標で試合に臨みました。試合中は確かに相手のエースを厳しくチェックし、見事に目標を達成!といきたいところでしたが、攻め急いで自分達のリズムを崩してしまいました。チャンスは作るものの、なかなか得点できない状況が続くなか、逆にカウンターから強烈なシュートを打たれたり(これをハルキがパンチングでスーパーセーブ!)、不用意なファールでゴール前でFKを与えたり、決定的なシーンが2度ありましたが、何とか踏ん張り失点を防ぎました。じれったい展開のまま、引き分けも覚悟した後半19分。この試合初めてトワが落ち着いて溜めを作った時、攻撃陣が一斉に連動しました。まずはトワから前線のユウトへパスを出すと、ユウトがゴール前にセンタリング。これをゴール前に3人詰めており、最後はソウタが押し込み、終了間際の決勝ゴール!反省すべき点が多い試合ではありましたが、こういう展開から勝ち切る地力がついてきましたね。

予選3試合目 【対FC.MIYAMA EAST ○2-1】 (得点者:ヒロキ2)

前の試合2試合の結果で、ブロック2位以上が確定していましたが、すっきり勝ってブロック1位を決めたいところ。前の試合の攻め急ぎを反省し、この試合は、落ち着いてじっくり攻めて、みんなが連動するような攻撃を目標にしました。それにより、中盤から落ち着いてパスを回しながら、空いたスペースに走りこんだり、そこにパスを出したり、チャンスをたくさん作り出すことが出来ました。そんな中、前半13分と14分に立て続けにヒロキが決めると、DF陣も安定した守備を見せ、全く危なげない展開で前半を2-0で折り返し。ところが、ハーフタイムに異変が起きました。最近はハーフタイム中に選手同士で色々話し合っていることが多かったのですが、この試合に関してはまるで負けているかのように、うつむいて会話のない時間になってしまいました。予想通り、この雰囲気を後半に持ち込んでしまい、不用意なファールからFKで失点するなど、明らかにイラついているシーンが何度か見受けられ、ゲームをリスペクトしない最悪のプレーになってしまいました。試合は2-1で勝利したものの、最近の試合の中では完全にワーストゲーム。試合後の選手達の反応は様々で、DF陣は上手くできた、良かったという感想に対して、OF陣は沈黙・・・。やっと出た言葉は、既に2敗している相手から思うように点が取れなかった・・・。つまりは一番やってはいけない相手を見下すプレーをしていたのです。「相手を見下さない、恐れない、全力を尽くして勝利を目指そう」というスローガンで取り組んできたことが浸透してきた矢先のことで、とても残念なことです。また、その日のコンディションで個人ごとに調子の良い時もあれば悪い時もあります。それを自分の事だけ考えて、いちいち引きずっていては、チームに迷惑がかかりますし、それをみんなでカバーすることで、チームが強くなっていくものです。全力を尽くすことの意味をよーく考えて、もう少しだけ大人になれたら、もっと楽しくサッカーが出来るようになると思います。

決勝トーナメント進出決定戦 【対大木戸SC○ 1-0】 (得点者:ヒロキ)

不本意なゲームながらも、とりあえずブロック1位となり、決定戦は別ブロック2位の大木戸SCとの対戦でした。序盤は相手の気合に完全に押される形となりました。具体的には最終ラインが引いてしまったため、中盤とのスペースが出来て、セカンドボールを拾われ、相手に分厚い攻撃を許してしまいました。それでもDF陣が踏ん張って、相手の攻撃を耐え抜くと、迎えた前半ロスタイム。中央で相手ボールを奪ったユウトが前線のスペースへパス。これに反応したヒロキが相手DFに競り勝つと、冷静に左隅へゴール!素晴らしい時間帯で見事にワンチャンスをものにしました。後半に入ってディフェンスラインを修正すると、中盤を支配することが出来ました。相手の攻撃を単発に封じ込め、時間も上手く使いながら、そのまま試合終了。苦しみながらも決勝トーナメント進出を決めました。

今週は結果を出しながらも、色々な課題が浮き彫りになりました。一つ一つクリアしながら、着実に成長していきましょう。それでも簡単に負けなくなったのは、本当にたくましくなったと実感します。 来週は、各ブロックを勝ち抜いてきた強豪が相手ですが、「相手を見下さない、恐れない、全力を尽くして勝利を目指そう」をもう一度自分に言い聞かせて、試合に臨みましょう!

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