ポカする杯は通常の8人制ではなく7人制の大会。スペインでは7人制、ドイツでは9人制など奇数でやることが多いので個人的には好きな人数割りです。そんな中、今回は3バックではなく2人のセンターバックでやろうと子どもたちに伝えてみました。
いつもはセナに3人のセンターバックの真ん中をやってもらうのですが、1ポジション高い位置でボランチの役割を担ってもらいワントップのアキとの距離を縮めてみました。結果、セナのラインが上がることで相手陣地の近い所でボール奪取ができるようになり非常に攻撃的なシステムになったと思います。セナには毎回高い要求をしていますが、いつもとは異なる景色のポジションながらゴールにたくさん絡めていたので本人も手ごたえがあったのではないでしょうか。このシステムを支えたヨシアキとハルヒの貢献度も高く村上の新たなオプションになりました。また、左のウイングをやることが多いコウヘイを右サイドに置くことで、より中に入る動きが増えて中盤が活性化していましたし、センターバックのヨシアキがオーバーラップしたパスでコウヘイが決めたシーンは理想的な動きだったと思います。
ユミとソウタロウのゴールももう少しで生まれそうでした。これも周りが連動して動けていたからこそのチャンスだったのかなと思います。アヤトも最近は縦への意識が強く、ものすごく成長している選手の一人です。足元が上手い選手がこれを意識するだけで怖い選手になりますよね。ショウブとケイスケもしっかりとゴールを守ってくれました。フィールドの選手が危ない場面をことごとく潰してくれていたので、キーパーとしても相手が攻めてくる怖さが無かったのかなと。
いよいよゴールデンエイジに差し掛かる手前の一年ですが新学年になって幸先の良いスタートが切れているのかなと思います。みんながピッチの内外で笑顔で声を出している素晴らしいチームなので、今後もこれを継続できるようにコーチ陣もみんなを支えていきたいと思っています!
3年コーチ 佐藤
4月7日(日) ポカする杯 準々決勝
vs ポカルスFC 6-0
得点者: コウヘイ(2)、アキ(2)、セナ、ハルヒ