12月25日(日)習志野市袖ヶ浦少年サッカー場にて鷺沼杯ウインターカップの
決勝トーナメントに参加しました。
【決勝トーナメント1回戦(準々決勝)】
対共和SC(神奈川県相模原市) ●2-3(得点:ヒロキ、キヨト)
先週の予選4試合を勝ち上がり、8チームによる決勝トーナメントです。
予選は選抜選手のみで臨みましたが、選抜されなかった選手たちも最近
気合の入った練習をしていたので、6年生全員で大会に参加し、
チーム全体の士気を高めることとしました。
ユウトとモトキが風邪で見学の為、僅差の試合展開ということもあり11人で
戦い抜きました。
また、6年生にとって初めての5号球を使用した試合となりました。
まず前半は序盤からパスワークとフィジカルに勝る相手に攻め込まれました。
前半6分にクリアミスを付かれ、また、10分に縦パス一本に走りこまれ、立て続けに
2点を失う展開。
しかし、今のチームはここから立て直せる力がありました。
プレスからの押し上げを徐々に図って、自分たちのサッカーを展開し始め、前半17分に
ゴール前の混戦から、キヨト→コウスケとつなぎ、最後はヒロキが左足で左上隅にゴール。
さらに19分にキヨトの前線からのプレスが相手ディフェンダーのミスを誘い、そのまま
キヨトがボールを奪ってゴールと、まさに「キヨトスペシャル」で、たちまち同点に追い付きました。
ハーフタイムもコーチたちを寄せ付けない雰囲気で選手同士で作戦を交し、後半キックオフ
にはヒロキとソウタのポジションを入れ替えてヒロキにサイドを走らせる(不発に終わったが)
など、自分たちで考えるサッカーを行い、後半序盤は押し気味に展開。
しかし地力に勝る相手に次第にボールを支配され、後半7分に、またもスルーパス一本で
相手にゴールを許しました。その後は厳しいプレスが効いてきた相手に手こずったまま
ゲームセットとなりました。
今持っている選手たちの力をそれなりに発揮し、決して悪い内容ではなかったですが、
実力差で敗れたという試合だったと思います。
2点ビハインドの状況から一旦同点に持ち込む粘り強さや、試合中の声やお互いの
相談 などは素晴らしかったですが、今以上にステップアップをしないと、今日のような
強い相手には、しんどいよね。
パス交換の中から一人を走らせてゴールを狙うサッカーに対し、どう対処すべきか、
パスをもらったら次にどうするかイメージを持つことの必要性、そして当然だけど
パスやトラップの正確性などなど、試合に出ていた選手たちにとって、この試合はすごく
勉強になったんじゃないかな?
これからも強豪チームとの対戦があるので、ぜひ意識して行こうね。
そして何よりも、試合に出られなかった選手たち、今日の試合を見てどう思ったか?が
すごく重要だよ!!
試合のあとで「試合に出たいという気持ちを持とう」というコーチの話しがありましたね。
試合に出た選手は持っている力をそれなりに試合の中で発揮していました。
結果は負けだからうれしくはないけど、試合に一生懸命取り組めた という気持ちに
なれたと思います。
試合に出られなかった選手たちにも是非この気持ちを経験してほしいです。
サッカーをもっと好きになると、試合に出たい、試合でこんなプレーをしてみたい、
あの選手と一緒に試合に出ると、こんなことが出来るかも、そしてみんなと一緒に
試合に勝ちたい!! と思うようになると思います。
まずは、この冬休み、たくさんボールを触って自主練して下さいね。
冬休み明けを期待しています。
最後になりましたが、年末の大変お忙しい中、準備をして下さった役員さん、
多くの温かい応援を頂いた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。
11月から連戦続きでしたが、いったん正月休みになります。選手たちも疲れが
溜まっていると思いますので、身体を大事にしていただきますよう、宜しくお願いします。
小学校生活もあと3ヶ月となり、残された大会数も限られて来ました。
特にこの2学期の間に、サッカーだけでなく精神面や行動面で著しく成長した選手が
たくさんいます。3学期も、もっと選手たちに成長して欲しいと願っています。
年が明けると、残り3ヶ月は小学校生活集大成の時です。コーチはもちろんですが、
保護者の方々とも一緒になって、もっともっと選手22名を盛り上げて行きたいと思って
おりますので、引き続きの御協力、御声援の程、どうぞ宜しくお願い致します。